帯祝いの食事会・祝い膳のしきたり
親族と祝い膳を囲むのがしきたりですが、家族で神社に安産祈願のお参りをした後に外食をしておわりというケースが多くなっているようです。
もちろん親族を自宅に招いて、お食事をしたり、お赤飯をふるまったりして一緒に盛大にお祝いする場合もあります。
しかし、親族で集まることも難しい事が多いので、実際には夫婦だけまたそれぞれの両親等も含めて、小規模でお祝いするケースが多いかもしれません。そもそも最近では、帯祝いの食事会をされている方も減ってきているようです。
それでも妊娠中にできるたった一度のお祝い事ですので、記憶にも記録にも残ります。特に抵抗を感じないようでしたら、パパやご両親の協力を得て祝い膳をしてみてはいかがでしょうか?
なお、帯祝いの祝い膳に正式にご招待するのは、夫婦それぞれの両親、親族、仲人といった方々になります。妊娠をお祝いし、安産を願いながら、楽しく語らいあいましょう。
祝いの席がもうけられなくても、ちょうど安定期に入ったこの時期に妊娠をみんなにお知らせするのもちょうどよいかもしれません。報告は、手紙・電話・メール等の方法があります。最近は、年配の方でもメールやLINE、SNS等を上手に使っていらっしゃる方も多いです。そのような媒体を通して妊娠の報告をしても、特に問題ないかと思われます。
食事会をするならママの体調を最優先する
ママの体調を第一に考えて、無理のない計画をたてましょう。
安定気に入ったといえママは妊娠中の身です。つわりもまだ終わっていないかもしれません。だれかを自宅に招くとなると妊婦の負担はかなり大きくなります。パパやそれぞれのご両親のサポートも得ながら進めていきたいものです。
安産祈願のお参りで神社に行った後に外食するという方法
自宅で食事会を開くのは大変なので、安産祈願のお参りの後、そのまま外食という形で祝い膳を囲むことも多いようです。
つまり、それぞれのご両親や兄弟姉妹たちと安産祈願に行った後に、おうちに帰らずにみんなでどこかのお店で食事会を開くというわけです。
でも急にお店に行って満席だと困ります。安産祈願に行く日程や時間が決まっているようなら、事前にそのレストランやお店の予約をしておきましょう。
祝い膳といっても食べるものが決まっているわけではありません。フレンチでもイタリアンでも中華でも特にきまりはありません。ママのリクエストを最優先するのがいいかもしれません。
ただ神社に行った後というシチュエーションを考えると、和食という選択肢が一番違和感ないかもしれません。そもそも安産祈願や帯祝いも日本古来の風習ですので、日本食がもっとも似合うように感じます。記念撮影する場合もビジュアル的にも和食がしっくりきます。